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木村拓哉さん主演のドラマ日曜劇場「グランメゾン東京」(TBS)で木村さんのライバルシェフ、尾上菊之助さんのレストラン「gaku」をINUA が全面バックアップ。
シェフのトーマスからのリクエストを受けて、新たに器を6~7種類ほど制作しました!
どのくらい拙作が出演(笑)するのかはわかりませんが、菊之助シェフとの共演が楽しみです。

そして初回・・・出てたー😍
先週から始まったドラマ「グランメゾン東京」。
早速3つほど拙作も出演いたしました(笑)
このために制作した器は他にも納めていますのでまたこれからも映ることがあると思います。お楽しみに!
これを機会にぜひINUA にも行ってみてください

ソフトオープン以来の2回目のINUA に行ってきました。「世界一予約が取れないレストラン NOMA 」のDNAを受け継ぐINUA 。

このレストランの受け止め方は様々だと思います。

主に使われる食材は植物系のものが殆どですし、メニューにいわゆる高級グルメの代名詞となる和牛や高級海鮮そういったものは殆ど出てきません。そういうグルメを求めるなら東京に数多あるレストランを訪ねるべきでしょう。

ただこのINUA というレストランを訪れるにあたって大切な事があるとするなら、それまでの食の常識や価値観をゼロにする事でないかと思うのです。そうすることでINUAにしかない唯一無二の料理の数々をとてもとても楽しめる。

INUA の料理に使われる食材は日本ならではのものが多く、またそれを大切にしています。

日本人は自国の料理や食材に対して非常に誇りを持っていますから(実際世界に誇れるものだと私も思っています)、それゆえこの食材はこう料理すべき、とかこう生かすべきといった強固な固定概念を抱きがちなのも事実でしょう。それを一度ゼロにしてみましょうという事です。

またもうひとつの側面としてINUA の理念(NOMA も同じだと思っています)が極端に工業化された畜産業や農業に対してのカウンターを有していると思います。そしてそこに通じるのは有機農業、無農薬栽培、またベジタリアンやヴィーガンといった食のスタイルの理念のような気がします。

私自身はそれを全肯定も全否定もしませんし、特に実践もしてはいませんが、ただそういったものを少しだけでも知り、理解することで更にINUA の料理を楽しめると思うのです。(誤解のないように言っておけばINUAはベジタリアンメニューでもヴィーガンメニューでもないです)

もちろん、小難しい理屈なしに新しい味の世界を楽しむことも十分可能なわけですが。

そういう少しだけの頭と気持ちの準備をして扉を開いた時、その料理は時に推理小説であったり、哲学であったり、時には夜空の花火の煌めきであったりします。つまり深く考えてみたり、単純に舌の感情に身を任せたり。

私の初めての訪問はソフトオープンの時でしたが、1年数ヶ月ぶりに訪れたINUA の料理は更に深みと説得力を増し、単に食事を味わうだけではなく、「体験」や「思想」としての食を強烈に実感させてくれるものでした。

私は評論家でもないですし、饒舌に料理を語れるグルメでもありません。それゆえ、一つ一つの料理に対する評論は出来ませんが、これからINUA というそこにしかない世界の扉を開けようとする方に少しでもその魅力が伝われば良いなあと思います。

勿論、私の作った器たちを料理のコース、テーブルのウォータージャグやコップ、花器、また店内の大ぶりの花器などでたくさん見ることができます。

9月以降は(日にち限定ながら)ランチ営業やアラカルトなど、新たな展開も予定されているようです。

ぜひ一度、INUAへの扉を開けてみてください。

「INUA」

【個展のお知らせ】
「田中信彦のうつわ」NOBUHIKO TANAKA soloexhibition 
8月17日(土)~9月16日(月・祝)
TIME&STYLE RESIDENCE(玉川高島屋SC南館6階) 10:00~21:00
☆オープニングレセプション 8月17日(土)17:00~19:00 [無料] フードとドリンクをご用意しております。どなたでもお気軽にお越しください。

【お知らせ】
8/22(水)から新宿伊勢丹キッチンダイニング和食器コーナーにて常設コーナーがスタートします。(いつも私が個展をやっている場所です。今後は常設展示コーナーとなります)
13名の作家でのスタートとなるそうです。
私は湯呑み・マグカップ・飯碗(前からの定番品)、スープカップ及び一品もの的なボウルや花器などを初回納品しました。
新宿伊勢丹リビングフロアの新しい展開です。
ぜひふらりとお立ち寄りください😀

写真は青みがかった黒い釉薬の花器です。2枚目写真は定番の飯椀。

○出品作家
<陶磁器>水野幸一・宮木英至・野田里美・スエトシヒロ・照井壮・赤地健・径・横井佳乃 ・田中信彦
<ガラス>杉江智・河上智美
<木工>清水将勇・遠藤マサヒロ
<金工>WATO

11月のアムステルダム個展の作品を日々制作しているわけですが何しろ初海外個展、しかもヨーロッパという色々な意味で日本とはズレがあるであろう場所なので正直「何作っていいのかわからん」(笑)
まあそれは冗談ですが、分からないことを考えても仕方ないし、TIME&STYLEの吉田代表にも「特別変えなくてもいいんじゃないですか」みたいなことも言われたから通常モードで作ってはいるのだけど、オランダ人て世界一背が高いらしいから「マグカップとかサイズは気持ち大きめにしとくか…」程度のことはしてみたり。
「あまりこういう焼きものは見たことないはずだからめちゃくちゃ受けるかも…( ゚∀゚)ウヒョー!!」と思ったり、「いやいや、オランダ人てケチでゆーめーらしいから殆ど売れないかもしれんな…( •̣̣̣̣̣̥́௰•̣̣̣̣̣̥̀ )メソメソ」とか50過ぎたおっさんが揺れてるわけです。
この歳になると酒飲みすぎてフラフラ、くらいしか揺れることなんてないので新鮮といえば新鮮か。(揺れるが違う)
でも何だかんだでとても楽しみでしかない(・∀・)ウヒャヒャ
←強がり


あの「レストランNOMA」が東京に新レストラン「INUA」を6/29オープンします。そして早くも予約がスタートするようです!
ここの食器・花器を計350点ほど作ることになりました。
とてもエキサイティングな仕事です。少しずつご報告していきたいと思います。
まずはご報告まで。
https://inua.jp/

海外メディアにも次々と。
昨日、清水の舞台から飛び降りる気持ちで予約トライしてみたら既に全日キャンセル待ちになってました(笑)まあ、取れたら逆に予算どうしようって話ですが(苦笑)

本当に少量ですが、出品いたします。
素敵な食事の企画もありますので是非ご来場ください。

4月18日(水)~4月23日(月)
11:00 ~ 18:00
吉祥寺 御殿山倶楽部1F

鐡器:岩清水久生 陶磁器:田中信彦 松野章弘 ガラス器:塚村剛 染布:佐藤律子 食と伝統:井戸理恵子
「花の宴」4月18日(水)三日月 18時~21時半
18時~「日本人と春の饗応(アエノコト)井戸理恵子氏のお話
18時半~「花の宴」
会費:8,000円/お一人様 定員40名様(要予約)
●お食事+食前酒&ワンドリンク+塚村剛氏のガラスのグラス付
(4.500円相当)※お持ち帰り頂けます。
予約・お問い合わせ:Atelier Couleur佐藤 03-3429-1641
展示会期間中・当日のお問い合わせ:090-9374-7096
e-mail:contact@ateliercouleur.com

春という季節を寿ぎ(ことほぎ)ながら健康で幸せな日々が末長く続くことを願う行事「桃の節句」(旧暦3月3日)。太陽暦4月18日桜の月に民俗工学研究家井戸理恵子氏による季節の養生料理と寺田本家さんの天然酒で、日本の伝統や先人の知恵に思いを馳せながら春の訪れと互いの生命が輝くことを祝いましょう!
5人の作家による器と布の春色のしつらえと共にお楽しみ下さい。
企画:ゆきすきのくに 井戸理恵子×Atelier Couleur 佐藤律子

 

うつわ楓での個展、無事に終了いたしました。台風の雨にみまわれた会期でしたがたくさんの方にお運びいただき、良い結果を残すことが出来ました。改めてありがとうございました!
さてさて、次も恒例の大阪個展のお知らせです。
「田中信彦 いろのうつわ展」
11月15日(水)~28日(火) 阪急うめだ本店 7階「京Jリビングbyたち吉」
色のうつわ中心の展示になる予定です。
ぜひご高覧頂けますようお願い申し上げますm(_ _)m